• ハイデルべルク城へ

写真が用意できないですが(いつか掲載します。写真がないといまいち臨場感が沸きませんね・・)
石畳の敷かれた古城で、杖で歩行するのはなかなか大変でしたが、地下にあるワイン大樽も見てきました。ハイデルべルク城について詳しいサイトがありましたので、リンクします。

http://www.office-danke.com/kachii/heidelberg/15heiderbergschloss.htm

  • ローテンブルクの街へ

ローテンブルクは2つの市庁舎(左、中の写真)があることで有名だそうですが、市庁舎のあるマルクと広場には仕掛け時計のある建築物(写真右)もあります。ちょうど仕掛け時計が動くのが夕食後で、夕食後見に行った人たちもいましたが、その日は雨で寒かったので、私はご遠慮しました^_^;

ローテンブルクはメルヘンチックなかわいい街で、クリスマスグッズを取り扱っている店(クリスマスミュージアム)に皆で立ち寄りました(写真右)。シュノーゲル(雪の玉)というお菓子が大変有名なのだそうですが、形崩れると元も子もないのでお土産にはしませんでした(写真左)。

交流会では、ドイツの失語症友の会の方、STの方々との交流を行いました。会場は昨日宿泊したインターコンチネンタルフランクフルトホテル。

司会はSTの坂井先生と、ドイツ在住の日本人の方が同時通訳をしてくださいました。交流会は午前10時頃から始まって、夕方16時頃まで行われました。1つのテーブルに日本の方、ドイツの方、通訳の方が配置されています。後で伺ったところによると、通訳は、ドイツ在住の日本人コミュニティの方にボランティア募集があったそうです。あとでちょこっとお話した通訳ボランティアの方がそのように言っておられました。
内容は、まず両国の交流会を企画したSTの先生方による、海外旅行の経緯や失語症友の会の現況などについての紹介が最初にあって、

その次に、テーブルごとの自己紹介、ドイツ、日本の代表のご家族からのプレゼン、三軒茶屋クリニック長谷川幹先生のプレゼンとあり、

そして、ドイツ・日本の失語症友の会の友好を記念・祈念して、ケーキカット!


言葉当てクイズ、うちわリレーなどの余興後、最後に全員で輪になってレットイットビーを合唱。興奮の余韻のうちに交流会は終了しました。

さあ、明日からは観光です!

平成24年10月27日から11月3日まで失語症の方とそのご家族、ボランティアスタッフ合わせて総勢30数名でドイツを旅しました。

世界最大と言われるLuhthansa航空の旅客機で旅は始まりました。
確かにでかい(*_*)

機内ではローカロリー食をお願いしました。野菜が豊富でおいしかったです。
フランクフルト空港の到着すると、車いす2台が固定できる観光バスでいよいよ旅の始まりです。旅の移動はすべてこのバス。写真の男性が車いすの方の対応をしてくださいました。

フランクフルト空港での車いすの方への対応は、2、3名のスタッフが付き、希望者には空港の車いすを貸与され、エレベーターなどある特別なルートを使って移動をした。旅の始まりであまり覚えてないが、成田空港に戻ってきた際には、車いす利用者1人に対して1人ずつ名前の書かれた紙を持ってスタッフが待機し、移動はそのスタッフの方が対応していたのに比べると、丁寧な対応ではなかったように思う。車いす利用者のみ別行動となり、どこかで待たされたり、車いすの貸与にもたつかれたりしていた。


-ドイツの旅その2・交流会前夜
到着した晩は、交流会の会場にもなるインターコンチネンタルフランクフルトホテルで夕食を取りました。


日本時間で計算すると、夕食を機内で取り、深夜(夜中2時頃)に食べる夜食といったところでしょうか。しかし中身は、feedsとドイツで呼ばれるねぎのスープから始まって鹿肉と、日本では味わったことないリッチなもの。もっとお腹すかせておもいっきり食べたかった(+o+)
さあ、明日はいよいよ交流会です!
と、私は交流会開始前のBGMと交流会最後でみんなで歌うレットイットビーのピアノ伴奏担当だったのですが、前日までの練習不足から不安になり、会場のスタンウェイで前夜はピアノ練習してました(^_^;)スタンウェイで、しかも好きに弾かせてもらえて、かなり上機嫌でした(^.^)

「Night on Earth」という短編映画を観る。
夜中のタクシー内での出来事がつづられている。黒人男性の運転手とタクシーに乗り合わせた客とのやりとりが主の内容。最初の客2人も黒人男性だが自分たちの立場をひけらかし、黒人ドライバーを(黒人であるがゆえに)馬鹿にしたような言動を繰り返す。そのドライバーは怒り、客2人を真夜中の路上で降ろしてしまう。次の逆は白杖を持った女性。その盲人の女性はけばけばしくて、挑発的な身なりをしている。その目の見えない女性に、自分の肌の色がわかるか?と黒人ドライバーが問う。それに対して盲人の女性は、肌の色は関係ない、私はその人を感じることでその人を理解する、というようなことを言う。目が見えなくても、あなたにできないことができることもある。映画だって見ることもある、という。黒人ドライバーが、目が見えないのにどうやって映画を見るんだ?と聞くと、映画を感じるのだ、と答える。目的地に着き、料金を請求するとき、黒人ドライバーは、本来の額より少し少なめの額を女性に請求した。するとその盲人の女性は、私が目が見えないことを哀れに思ってそんなことをするのか、と怒り、目が見えないのだからメーターはわからないのに移動距離を感覚的に捉えて正しい額を割り出し、それを支払う。しばらくすると、黒人ドライバーの車が対向車とすったらしく、対向車の運転手から、また、差別的な言葉でののしられている。それを横目でみながら涼しい顔で盲人の女性は通りすぎるという場面でこの映画は終わる。


見えることの不自由、見えないことの自由が対比的に描かれている、というような作品という印象。

身体障害者の性活動

身体障害者の性活動

第1章
1 性活動の定義
セックスする私たちー性活動を考える
2 総合的分析と個別支援の現状
1.障害を持つ男性への医学的性支援
2.障害を持つ女性への医学的性支援
3.疾患別の性支援
(1)脳性麻痺
(2)脊髄損傷
(3)筋ジストロフィ
(4)片麻痺
(5)四肢切断
3 中間ユーザーの対応の現状
1.身体障害者の性的介助の経験からーボランティアとして
2.性の悩み相談と感情転移
3.家族の当事者性ー兄の性活動とともに
4 当事者の性活動
1.脳性麻痺
2.頚髄損傷
3.脊髄損傷
4.関節疾患
5.先天性多発性関節拘縮症
6.先天性多発性関節拘縮症

第2章
1 サロゲートパートナー療法(代理恋人療法)
性の支援者としてのサロゲート
2 非日常生活活動ーQOエロ
1.さまざまな非日常生活活動
(1)障害者専門デリヘルと身体障害フェチ
(2)ダブルマイノリティー脳性麻痺性同一性障害
(3)ニューハーフの身体障害者ー奈々恵さんの場合
(4)当事者が支える性活動
2.ボランティアからNPOへー『セックスボランティア』のその後
3 特定非営利活動法人ノアールOT班からの発信
1.性を語るのは特別なこと?−自身の経験より
2.性のノーマライゼーションに向けてー言葉の定義を説明し、一般社会に理解してもらえるように
3.セクシャリティと性のとらえ方ー作業療法士が関わるために
4.身近な素材でできる性的自助具づくり
4 鼎談『性支援の意味を考える』
1.男性身体障害者と「性」
2.女性身体障害者と「性」