2005-01-01から1年間の記事一覧

当事者性を引き受けるとか、降りるとか

「私からそうした他者性を消去してしまうことの否定が「私の肯定」と呼ばれるものではないか」 私的所有論から、こんな1節を発見。すげーよなー。どうやって頭使ったら、こういう言葉がでてくんのかね。とT先生に聞いてみたいが、私的所有論そのものが、T…

じぶんの立場性

つまり、なんで、私が論文を書こうとしたりしているのか、ということ。私はそれで収入を得ているわけでもないから、この所作に労働インセンティブはまったく働いていない。それなのに、なぜ?である。しかもとんでも笑ってしまうのは、私はお金を払って書い…

つるたさんへ1

つるたさんから、「障害受容」について下のようなコメントをいただいている。 http://tu-ta.at.webry.info/200511/article_15.html以下、それについての返信。 で、「障害受容」って、「体のある部分が動かない(機能しない)ということを理解すること」とい…

さすがゲイ?

このあいだ、ゲイの友達が、ふと、私のことを、「なーんかレズっぽいのよね〜」という。そんときは、笑ってごまかしていたが(たしか)、実は内心「するどい!」と思っておりやした。私を知る人は、もしかして私を「イケメン好き」と見まがわれるかも知れま…

実証されていれば肯定されるのか

なんだか変なタイトルだ。私の違和感はこういうこと。例えば、70年代、80年代における「障害受容」についての論文は、実証系の論文が極めて少ない。その後も、だが。つまり、その頃、「障害受容」は治療対象とすべき、治療できる、という感覚が、なんら…

あっそうか

このあいだTVで、福知山線の列車事故で助かった若い女性の映像がでていた。事故前の写真もでていた。そこには大きな違いがあった。正直、同一人物とは思えない。事故前のその人は、女性らしくほほえんでいた。長い黒髪がよく似合っていた。そして、あの事故…

2つめ

いや〜、これは、かなり驚愕した。この間歯医者に行ったら、終わり際に、「このおやしらずは、器具が入りませんから、くれぐれも虫歯にならないように、ブラッシングをマメに」とか言う。「は?、私におやしらずが生えてるんですか?」「そうですよ、これと…

1つめ

私は、今のアパートに住んでもうかれこれ7年ぐらいにはなる。で、これまで、たしかに、お風呂に関するボタンがお風呂外の壁に並んで3つあるのは知っていた。色違いだ。黄色とか赤とか青とか。ただ、私が使っていたのは、そのうちの真ん中のボタンだけ。ち…

映画「春の雪」を観る

三島由紀夫原作の小説を映画化したものだそう。原作は読んでないから、小説と映画の近接性についてはなんともようわからん。一言で言うなら、「恋愛悲話」?。までも、とりあえず、妻夫木聡と竹内結子が美しいからよいが、そうでなれば勝手にやって、といい…

そして今日も障害受容インタビュー

今日は、養成校時代の友人にインタビュー。彼女は、長らくパーキンソンなどの神経難病に関わっており、「障害受容」という言葉には否定的、というか、全然使わない、ということだったので、ぜひとも話しを聴いてみたいと思い、お伺わさせていただいた。彼女…

目から鱗の褥創治療

訳あって、褥創治療によい方法がないものかと思っていたら、「褥創治療の常識非常識」(三輪祖書店)という本が新刊ででており、おーっ!!!たまげたーっ、だった。褥創だけでなく、一般の擦り傷なんかにも効果があるので、ぜひ、今後は次のように対応して…

ブルボンの「ガナッシュソフト」

というお菓子のはまりだした。いつまで続くかはわからない。しかし、このお菓子は、その辺で売ってるお菓子としては、なかなかに大ヒットである。クッキーのやわらかしっとり、口溶けのよい食感、クッキーにサンドされたチョコクリームの、上品な甘さ、うん…

イ・ソラHP

ここんところ、職場の同僚がセレクトしてくれたCDをよく聴いている。イ・ソラという韓国の女性シンガー。声が太くて、ハスキーなので、男性なのかな、と思ったら、女性。でも甘いかんじもして、聴いていて、なかなか心地よい。その同僚曰く、美人なのに、…

昨日も障害受容インタビュー

昨日は、新神戸へ。あー、なんだかそろそろ疲労困憊だ。今日の仕事は辛かった。こうやって辛い感じがしてくると、「なんで私こんなことやってんだろ?」と思えてくる。「もいいよ、どうでも」って気になる。これは正当な感覚だ。そうそう。基本的にはどうで…

今日も障害受容インタビュー

今日は、高崎へ。K病院のOTさんに話しを聞いてきた。明日は神戸。先立つものは金。こういうの、研究費で落ちないのかなぁ。まいいや。今日のOTさんは、臨床3〜4年程度ということで、フレッシュな印象。なんて言ってしまうと、自分はもう歳ということ…

第1回障害受容研究会

日曜日に。私にとっては、実りが多すぎて、何から、どう書いたらいいのか、ちょっと錯乱状態。でも、忘れたくないことは書いとかないといけない。私にとっては、基本的には、N先生から公開論文指導を受けたというかんじか?周辺にいた同好会メンバー?もズ…

「障害受容」インタビュー

今日は、「障害受容」関連で、作業療法士、理学療法士にインタビューしに埼玉へ。埼玉県内にあるリハセンターへ行った。そこで同級生が働いており、彼女がお願いしてくれ、OT2名、PT1名にお話を伺えた。今日は施設でバザーを開催しており、バザーの合…

ピアノ日記

なんとなく先日、やっぱり続けよう!、と決意したので、決意表明も兼ねて、日記に書いてくことにした。続くことを祈る。この4年ぐらいは、ぴたっと止めてしまったその前の4年間よりは、弾いていた。というのは、たまたまOT室にピアノが寄贈されたからで…

迷走タクシー

知りたいことは知らされ、見たいものは見させられる。世界はそういうふうにできている。悲しいのは、私の道が見つからないことではなくて、道が私になにも語りかけてくれないことだ。このなんとも言えない薄暗さが、とにかく悲しい。もうこれ以上、私を孤独…

施設はやっぱりこわいのよ〜

こういうことは結構あることなのだが、今回ばかりは人の生き死にも関わる事態であり、やはり書き留めておくことにする。私の患者さんでもあるKさん(男性、70代)は、とてもわがままで、とっても口が悪い。ましかし、私のところはリピーターさんでもあり…

つるたさんより

私の書いた文章 http://www5.ocn.ne.jp/~tjmkk/ta2.htm について、以下のコメントをもらう。 http://tu-ta.at.webry.info/200509/article_12.html ありがたいこってす。ほんとに。ありがとうございました。 で、以下、コメントに対するコメント。 >これは田…

栗原彬先生、共生論史

5日から9日まで、集中講義で京都。振り返ればなかなかにハードな一週間であった。やりたいことを詰め込み過ぎた。この人に会う、とか、これをやる、とか。しかし、私の目的はほとんどすべて達成。ガリガリ会もやったし?やれたのは最初の1時間というご批…

障害学研究会、遠山さんの報告

ああ、思えば今日は、ナマ遠山さんを見ることを(ほとんどすべての)目的に、研究会に行ったのだった。目的達成できて、満足。これまで、メールやお手紙でやりとりをさせていただいたことはあったが、そこで、私の「遠山像」は肥大しすぎるほど肥大し、字が…

久しぶりの映画

スターウォーズ・エピソード3/シスの復讐 なんかねぇ、いや、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダになるまでの話。なんかさぁ・・・。はぁ。一言で言えば悲しかった。なんというか、ぼんやりすると、いつのまにか、悲しい、ってかんじで悲しかった…

勝手にVS

なんとなく比較してしまったのだが、「書く」ということで。小泉先生と立岩先生。小泉先生は、なんていうか(私の勝手な印象だけど)「死にながら」書いてるかんじがするのだ。それは潔いとか、再生を繰り返しているとか、世界と世界の交通可能性とか、そう…

最近の困りごと

私の身体が様々なアレルギー症状に浸蝕されている。鼻水がでる、というのは、もう随分前からのことだが、この3月ぐらいから、咳がでるようになったのと、なんと学会直後(だから7月入ってから)からは、毎夜、じんましんが現れる。困ったもんだ。今も鼻た…

昨年の年末に聴いた第九のこと

忘れないように書いとく。 都響の演奏だったのだが、指揮が、ギュンター・ノイホルトという人。場所はサントリーホールだったのだが、サントリーホールは、オーケストラを囲むようにも席があり、丁度、オーケストラの側面の位置で、指揮者の顔が見える位置だ…

とってもすごい。言葉になにかが宿ってる。

http://d.hatena.ne.jp/fugu1/20050724は小泉義之先生の生命論史のレポートの内容だったのだが、 それを書いたときにふとよぎった気分について 小泉先生に質問させていただいたところ、下のようなお答えをいただいた。 先生の許可を得て、残させていただくこ…

老いること

先日、パーキンソン病の75歳の女性Aさんと、脳梗塞による半身麻痺の障害を持つ60歳前の男性Bさんと調理実習をした。Bさんは、OTの時には、まあとにかく、必ず1回は涙ぐむ。最初は「死んでればよかった」とほんとに悔しそうに言い、そのときは、返…

気分転換の夢想

とりあえず、これまでの全てをリセットし、国外逃亡をすることにした。 そこは熱い国。砂浜があり、繰り返される波音が、新たに時を刻む。 私はそこに住むことにした。いつまで?そんな期限は設けない。 いたいだけ、いることにしよう。とりあえず、生活のた…