京都の赤は美しい

京都で紅葉の写真を何枚か撮ったので、アップしようとしたのだが、どうもうまくいかず、あきらめ。それにしても京都のもみじはきれいだった。鴨川のほとりをぶらぶらと歩いたのだが、もみじの赤がとても鮮明だった。12月に入っていたが、その日はぽかぽかしていて、小春日和。気持よく散歩した。鴨川にはいろいろな種類の鳥たちがいた。かもめとか、さぎとか、鶴もいた。鳥をみているだけでもあきない。まさに幸せなひととき。鴨川をあがって、ふらふらーと歩いていると、なんか山椒のいい匂いがしてきた。匂いに誘われるまま歩いていくと、いづみ家、というちりめん山椒のお店へ。お試しで一番小さいサイズのを買ったが、家帰って食べてみたら、うんめぇのなんのって、これがあればご飯が何杯でもいけてしまいます。年始の挨拶などで差し上げたら喜ばれそうな一品。さらに道行くまま、ふらふらーっと歩いていると、人の列が。その列についていくと、今度は建仁寺というお寺へ。最古の禅寺だそうで、風神雷神絵で有名だそうだが、私は何も知らずふらふらーっと入っていったので、いきなり風神雷神絵が目に飛び込んできて、しばし呆気に取られるほど感動してしまった。お庭もとても素晴らしく、もみじがやはり美しかったので、タクシーの運ちゃんに、いや〜建仁寺のもみじは素晴らしかったです〜、と言ったところ、いや、あそこは、もみじじゃありません・・・。と言われ、どうも失礼いたしました、でした。京都人の紅葉に対する目はすごいらしく、12月入った紅葉はそもそも(1番)美しくはないのだそうです。私なんぞの目では、ぞっとするほど美しかったですが、もっと美しい時期があるんですね。