今年が始まる

ブログにお越しくださいます皆様、本年もどうかよろしくお願い申し上げます。2006年を振り返ると、なんか、慌ただしい1年だった。精神的にも身体的にも忙しい1年だった。でもたぶん、いろんな意味でいい勉強になった1年だったとも思う。詳しくは書か(け)ないが、付き合っていた人と別れたり、身近な人の病など、決して楽しい経験ではないにせよ、肌身に滲みることが多い年だった。臨床もそれなり、研究の方もそれなりにやったようにも思える。そして、そのどちらもが、まだまだだな、と思った。しかし、たぶん、こういうのって、到達点ってないんだろうなぁ。ここまでできたから合格点っていうふうにはならないもんね。でもま、そう考えると逆に楽しい。いうなれば、目指すのがゴールではない、という営みだ。方向づけも柔軟に可変的にやってゆけばいい。だから面白いのだ。今年はどんな1年になるのか、してゆくのか。その時その時に追い回される1年になってればよいか知れない。あれ?ここのところの自分はなにか変化してきているような。なにかよく分からないけど、少なくとも、その時その時に追い回されるのがいい、と思ったことが過去あったか。でもほんとにそんな感じ。なんか自分が拡散していくことを楽しんでる感じ。少なくともこれまでの人生って、自分を収束させようという気分でやってきたような気がするが、いまは、逆なんだ。