いま、(実は)研究仕事がエキサイティング

今年から始まった、S大Iさんと、C大Dさんとの共同研究は、私にとって、大きく重要で、エキサイティングな研究になりつつある。年末も、川口市にあるNHKアーカイブスに通い詰め、そして、年始もそうなるわけだけど、映像を扱う研究の面白さを感じつつある。でも、基礎データ作りからして全然のろくて、Iさんにはいつも迷惑ばかりである。そういう意味では(も)、「共同」という名に値しない私(T_T)。おミソなポジション・・。どうやら、ビデオ見る時の、頻繁な一時停止、再生が時間的ロスを生んでいるらしい。Iさんは、ほとんどビデオ停止することなく流して逐語録化している。一時停止した後に再生をした時、一時停止した時よりも、少し先から再生されているので、さらに巻き戻し作業も必要になってくるので、そういった些細な作業も時間的ロスに繋がってしまう。なんてことも、一緒に同じ作業をしている人の様子を知ることでわかってきたりする。共同で行うことの面白いところの1つである。学ぶことが多いのだ。
あと、研究素材として映像を扱うことも新境地。最初、目が悪くなる研究・・とか軽口を叩いてしまったが、(確かに目は悪くなるかもしれないけど)、映像の持つ独特のインパクトがあり、そうした影響力のある媒体を分析対象とすることは、労多くなるのは確かだけど、それだけ意義のある研究になるのではないかと感じる今日この頃。まだそんなに沢山の映像を見ているわけではないが、ある一場面が強烈に焼き付いて、番組のストーリーを説得的に再燃させる力が映像にはあると感じる。それをいかに踏まえられるか。
それと、Hさんより頂いた書評仕事。プレッシャー大きいけど、考え始めるとなにかしらエキサイティング。書評という仕事のなかで、真剣に取り組むことで、自分としても一歩先に進めるのではないかという期待感が籠っているからかもしれない。そうなるといいなと思う。

とはいえ、一番先にがんばらないといけないのは博論。来年は博論だすぞ。