講義の準備で

知覚をみる・いかす―手の知覚再教育

知覚をみる・いかす―手の知覚再教育

初回と、次ぐらい、知覚再教育の話をするが、この本、だいぶ前に買い、段ボールのなかにうずもれてしまっており、しかも一度も読んだことがなかったが、この度通読してみて、とても読みやすく、わかりやすかった。手の知覚の種別、大切さ、リハの方法論など、一度読みとおしただけで、全体の見取り図が頭にできあがった感じ。同時並行で、現代思想の宮本省二氏の連載も読んでいるのだが、中枢神経障害に対する知覚再教育と認知運動療法が類似しており、頭が混乱するので、そこをきちっと整理してみたい気がする。そうすると、どちらへの理解も深まるだろうと。