身体信号

身体が受けつける/受けつけない感覚って、やっぱりだいじだ。
うちのアパートの目の前に横断歩道がある。
その横には湾岸道路があって、巨大トラックがぶんぶん横行している。
そして、その横断歩道では何人かの人たちが亡くなられている。
私は、その横断歩道を渡らず、道路を堂々と横切っていた。
それは、その横断歩道に接近したくない、という私の身体信号からだった。
意識のレベルより以前に身体が拒否反応を示すのだ。
そっちの方が明らかに安全なのだ。
私ともう一人、呆けたおばあさんが堂々と道路を横切っていたそうだが、
そんな人がいるということで(らしい)、道路が横切れないようにガードレール
みたいのができてしまった。
そんなことをするなら、安全な場所に横断歩道を設置することを考えてほしいもんだ。
しかし、多くの人は、何の気なしにその横断歩道を渡っている。
私の身体信号的に言うと、たかだかそこに横断歩道があるってだけの理由で
よくもそんな危ないとこ平然と歩けるな、ってかんじなんだけどもね・・・。
内田さんのこの本を読んで、ちょっと勇気づけられました。