第一回日韓交流セミナー

というので報告させて頂いた。立岩先生に感謝。でも・・、立岩先生からはいつものように「報告する?」的な脱力的お話だったので、私も、もう一人の青木(千)さんもおそらく、脱力的報告準備を行っていたのだが、前日の歓迎会は↓のような緊張感みなぎる宴席で、しかもこの宴席をご用意くださった国会議員の方からの「明日の報告楽しみにしてます」との発言もあり、ボチボチな報告準備だったことを後悔したのがこの宴席。要するに、日本側(ではなく立岩先生か・・?)と韓国側でのこのセミナーに対する気合いというかの温度差を推し量れたのがこの宴席だったというわけです。韓国で障害者運動をこれまで展開してきた人たちにとって、それだけ日本と障害学の知識伝達をし合えることに対する希望感・期待感がとても強いということではないかと思う。韓国では立岩先生はカリスマ的存在のようだった。

ホテルでは青木(千)さんと同部屋だったので、報告前の緊張感や報告後の安堵感等々を共有し合えるというか、わかりあえるというか、そんな感じだったので、よかったでした。韓国のホテルとしては普通だとのことだったが、やたらと広々とした浴室で、無駄に広い気もしてちょっと気になった。スチームサウナみたいなのもついていた。
韓国といえば、韓国料理。どれもこれもなんてヘルシーでおいしいのだろうと感動しまくった。韓国の女性のお肌が美しいのは、おそらく韓国料理の影響だろう。

前菜として小皿に沢山の食事が出てくるのも韓国料理のうれしいところ。もうこれだけでも十分なんです。しかもこれらがおかわり自由。

26日朝に行われた日韓協定の調印式。これは、年1回はこういったセミナーを開催しましょうということの協定のようだった。

仁川空港に向かう直前、最後に撮った一枚。大野さん(女性)、ヨン(Yoon)さん(男性)、安さん(女性)と安さんのお母様。手前大野さんは、韓国で障害者運動をなさっている(超イケメン)ご主人と韓国で暮らしておられる。韓国語が堪能で、今回のセミナーでも通訳をなさっていた。ヨンさんは、韓国の障害者人権擁護センター(The Disabilities Policy Monitoring Centerと名刺にはある)の所長さんをしておられるという方で、安さんさんは先端研の留学生。今回は、ひぎょんさんを中心に、安さん、イさんという留学生の方々による通訳等々の多大なるサポートがあった。安さんのお母様はALSとのこと。お昼ご飯を御馳走になってしまいました。>ご馳走様でした

ヨンさんが翻訳して韓国で出版なさったというマイケル・オリバーの『障害の政治』。ヨンさんは他にも障害学の本を2冊翻訳なさっておられるとのこと。日本で言うところの長瀬修さんみたいな感じ?と立岩先生と話したりした。韓国での反響を伺うと、一般の方たちからの反響は少ないが、障害者運動をしたりしている人たちにとって大きな影響力があったとのことだった。